イモブログ閉鎖に伴う、ブログ移転のお知らせ

イモブログ閉鎖に伴う、ブログ移転のお知らせご無沙汰しています。このブログにかつて気が向いたときに文章を投稿していた者です。ブログを移転したので、新たなブログのURLを貼っておきます。

 

 汽水域にて(immoue.hatenablog.com)

 

移転した理由はいくつかあって、いちばん大きな理由からいえば、わたしが過去に書いたテクスト群の青臭さに耐えきれなくなった、ということです。わたしは小学生のころからブログめいたものを細々とやっていたのだけど、いくどか同様の理由で引っ越したことがありました。とはいえ、このブログは、少なからず執筆時のわたしにとっての真実的なるものを雄弁に示していることは確かなので、嫌悪感と絶望感と同時に、いくらかの愛着ももっています。思えばいろいろなことがあったものだ。

わたしがこのブログのドメイン名にもなっている〈immoue〉に行き当たったのは、2010年12月にラオスに旅行していたときの夜だったと記憶しています。Gmailのアカウントを取得するためには最低6文字のアルファベットが必要で、必要最低限の文字数で、スマートな字面のものはないかと紙に書き出しながら、いろいろと思いあぐねていたら、ふとこの字面を思いついたのです。とても気に入って、すぐにGmailのアカウントを取得し、さらには勢い余って、.comのドメインまで手に入れてしまった。あの夜は興奮したな。

と、ここまで書いたのですが、2011年の文章を確認したところ、ラオスに旅行していたときではなく、翌日に期末テストを控えた夜のことだったようです。記憶の曖昧さには辟易とさせられます。

 

移転の理由としてもうひとつ大きなものは、ドメイン代、サーバー代を毎年払うのがばからしく思えてきた、ということです。数年前までは、わたしはほかにもいくつかのウェブサイトを運用していたので、サーバー代は必要経費として考えていました。ただ、いまはそれらの運用は凍結しているので、そこそこの代金がクレジット・カードから引き落とされるのは、普通に無駄なお金だな、と。一応、残り1年くらいは払っていますが、いずれこのウェブサイトも消えることになると思います。そう考えると、個人的にはいくらかさみしいですね。

さらにいえば、わたしはもう HTML や CSS を弄る気力も体力も残されていないので、いまだに満足できない細部のあれこれに厭気がさしてきたということもあります。こんなシンプルなサイトですが、いろいろと試行錯誤を重ねていまの形に落ち着きました。いくらやってもエラーを吐きつづける文字の羅列にうんざりしながら更けていった夜がいくつあったことか。ああいう地味な作業はもうやりたくないものです。新しくブログを開設している「はてなブログ」は、現行のブログサービスのうちではもっともシンプルで、デザインが洗練されている。いくつか欲しい機能はありますし、細かな不満もいくつかありますが――たとえば執筆中の記事が自動保存されないこと――、このブログ程度のことを続行するにはさして問題はありません。むしろこのブログよりもスマートでいいかもしれない。

 

というわけで、繰り返しますが、このブログはいずれ消える予定です。こんな零細ブログに読者がいるのかはよくわかりませんが、いままでお世話になりました。もしも読者がいらっしゃるなら、新たなブログ も覗いてみてください。細々としたことを自由に書いていくつもりです。

ちなみに、新しいブログの「汽水域にて」というタイトルはそれなりに気に入っています。淡水と海水の混合した汽水域のように、わたしはかねてから領域横断的な知に興味があります。汽水域でフラフラしていても、『グレート・ギャツビー』に書かれていたように、ただのジェネラリストにしかなれないのかもしれない。ただ、わたしはスペシャリストにはなれないようだ、ということにようやく思い当たりました。

いまはジェネラリストでありつづけること、汽水域に浮かびつづけること。そのことの帰結として見える景色はどんなものか、ということに興味があります。汽水域の領域横断性は、新しいもの、未知なるものを積極的に取り入れる風土でもある。わたしはもっともっと未知なるものに出合いたいのです。そのことはむかしから変わらない、わたしというしがない人物に通底する特性なのかもしれないです(という気質は、わたしは少し前まですべての人類に普遍的に妥当する性質だと思っていました。ただ、どうやらちがうらしいということに気づきました)。その特性をこれからも伸び伸びとだれにも咎められずに表現するための場として、わたしはこれからもブログを書きつづけるだろうと思います。ばいばい、またね。


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