“Yesterday, I was 17 years old.”

“Yesterday, I was 17 years old.” 

去る7月22日にふと思いつきで書いたものを、ふと思いつきで公開しようと思います。

ふと思いつきで。

今日、2011年7月22日、僕は18歳を迎えた。

記念すべき誕生日、午前中から部活のMTGがあり、僕にしては目覚めの良い朝を迎えられ
少しずつ身体を動かしながら支度を始める。そして出かけようとする、が。

な、い。財布が無い。

てんやわんやと財布を探すも見つからず、焦燥し始める。
昨晩友人とキャッチボールした公園に行くも見つからないし、駅に聞きにいくも警察にいくも見つからない。

と思ったら母から電話。

「あったよ。」

灯台下暗し、というやつですね。よくあるよくある。

1時間遅れで部活に向かう、電車へ乗る。
そうしたらば、具合が悪くなってくる。腹が痛い。吐きそう。気持ちが悪い。

地獄のような電車での時間をやり過ごし、1時間かけて何とか学校へ到着。
だるい身体を必死に動かしつつ校門の前へ立つ。

と思ったら部員から電話。

「終わったよ。」

これは少し頂けないぜ…うん…

と、こんな感じの午前中を過ごしたわけです。
普段の休みは寝てると考えれば、バラエティに富んでいて良いんじゃないか。って感じ。

そして今に至るわけで、17歳だった僕を思い返しています。

世間一般には、18歳というのはひとつの節目であり、例えば18歳以上可、
なんてものは18禁、なんかも解禁される。そんなものが多い訳です。

それに限らず、タバコとお酒は駄目だし、選挙権はまだですが「18歳」というと大人と見なされることが多い。
出来る範囲が広がります。すべてとは言えないけど、自立へとまた大きく近づく歳。

しかし、僕はあまり嬉しくはなかった。

17歳、という響きが失われることに幾ばくかの寂しさを抱いている。

甘美で奥行きのある響き。僕の想像する”teenager”はまさにこの年齢で。

ちょうど一年前、16歳から17歳へなったときには、僕はもっと喜んでいた。手放しに、そう手放しに。

そう考えると「17歳」は僕にとっては大切な歳であって。
そうしているうちに椎名林檎の17の出だし、”Now, I’m 17″というフレーズが頭から離れなくなった。
エンドレスリピート。

色々思い詰めているとふと、理由が分かったような気がして。
ここに書かずにはいられなくなった、という次第。

思うに僕はきっと、まだ子どもでありたかったんだと思う。

大人になるということにもちろん期待はしているし、楽しみでもある。

だけれど、「子ども」と括られれば、時に窮屈なことは多いけれど、その分甘えられる。
「子ども」だから仕方ない。それに期待する甘えが、緩さがどこかに絶対あった。

その窮屈さと緩さのバランスが、「17歳」はちょうど良かったんじゃないかと思う。

16だとまだ幼すぎる。18だともう大人だ。だから、17歳。
絶妙な感覚だけれど、この感覚は確かに僕の深層意識の内在していた。どこかで流れていた。

「まだ17歳なのに、凄い。」「17歳でもこんなに出来るんだ。」
特別自分が何かに秀でているとは思わないけれど、こうした言葉を期待する打算的な驕りもあった。

17歳という自分に、心地よさを感じて、ただ揺すられ続けていたんだ。

窮屈さもある。
例えば、例のコーナーには18歳以上しか入ることができない。
例のものは18歳以上しか見ることができない。

それを見ていたか見ていなかったかはともかくとして(笑)、
そういうふうにまだ達していない、認められていないのにしてしまう、破ってしまうという背徳感も僕は好きだった。
背徳感が好きだというと少し語弊が生まれるかもしれないけど、とにかく好きだった。

17歳だから赦されて、17歳だから認められること。
17歳だから赦されなくて、17歳だから認められないこと。

17歳にしかできないこと、17歳でしか感じられないこと。

僕はそれを大切にしたかった。それにもっとずっと溺れていたかった。

ここでは省略するけれど、確かにこの1年間、確実に成長したという手応えはある。
今まででは考えられないほど多くのことに手を出した。故に時に苦しくもあったし、楽しくもあった。
でも、もっともっと「17歳」を大切にすればよかった、と同時に後悔している自分も居る。

「18歳になった。」というよりも、
「17歳は終わった。」ということが、僕には大きい。少なくとも、今はまだ。

きっと現実味がないからだろう。実感が湧いていないからだろう。
18歳も意味のある年齢だ。意味の無い年齢が無いとは言わないが、少なくとも重要な年齢だとは思う。

こうして限りある1年間を、たった365日間をどう身を処して、
どう振り分けて、何を考えて、どう過ごしていくか。それもきっと考えなくてはいけないだろう。

だけど、18歳になりたての今日だからこそ、今日一日こそは17歳について考えようと思うんだ。

17歳。

ゆっくりと落ち着いて。


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